30代女性におすすめ基礎化粧品と正しいスキンケア対策のイロハ!

30代になると、何となく今まで好きだったものの好みかま変わったりしませんか?
30代は色んな意味で変化の年なのかもしれません。
お肌を見てみても、
- 「あれ?こんな所にシミがあったっけ?」
- 「何か去年よりも調子が悪い」
- 「お手入れを頑張っているのに、なかなか効果が出ない…」
こんな風に感じることはありませんか?
30代は結婚や出産、育児などが加わってきたり、仕事でもキャリアを積んで重要なポストを任されるようになってきたり…女性ホルモンのバランスも崩れやすくなってくる時期です。
お肌の曲がり角と呼ばれる30代、必要なケアを取り入れて、年齢に負けないお肌を手に入れましょう!
30代のお肌ってこんな状態
10代、20代が終わり、気になってくる事の1つがお肌のコンディションです。
20代の頃から丁寧にスキンケアをしているのになぜ?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
30代のお肌も、生活習慣の大幅な変化や、ホルモンバランスの乱れなどによって様々な変化が起こりやすい時です。
お肌のターンオーバー(お肌の生まれ変わりの周期)を見てみても、10代20代の時と比べると倍ほどの時間がかかるようになってきます。
世代別ターンオーバー
- 10代:20日
- 20代:28日
- 30代:40日
- 40代:45日
- 50代:55日
ターンオーバーだけではなく、肌をキレイに保つための大切な成分であるセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなども減少し始めたり、紫外線の蓄積ダメージなども深刻になってきます。
そのため、10代20代の頃と同じスキンケアを続けていてもなかなか肌トラブルが解消できなかったり、お肌の調子が良くならないと感じる原因になります。
ですから30代からは、お肌の状態を正しく理解しケアすることで、ここからのお肌の状態がガラっと変わってきます。
ここからは30代からのスキンケアのポイントや、おすすめ化粧品も紹介していきますので、ご自身のスキンケアを見直すきっかけにしてみてください♡
30代を悩ませる肌の5大トラブル
皆さんは今現在、どのような肌トラブルに悩んでいますか?
いつまでもキレイなお肌を保ちたいのに…お悩んでいる方も多いと思います。
ここからは、年齢を重ねるごとに感じやすくなる5つのトラブルについてお話していきます。
1つでも心当たりこある方は、ご自身こスキンケアを見直すサインかもしれません。
乾燥
肌の乾燥に悩んでいない人はいないのでは?と感じるほど多くの女性が抱えているトラブルが乾燥です。
秋〜冬にかけての乾燥は空気が乾いているため感じやすいのは確かです。
しかし、30代からの乾燥は「お肌の水分保持力」が低下していることから起こるので、1年を通して感じやすいのが特徴です。
- お肌が粉をふいたようにカサカサしている
- 肌にツヤがない
- 化粧ノリが悪い
- 洗顔後に肌がつっぱる
- 顔色が悪く、肌がザラザラしている
このような症状に当てはまる方は、乾燥肌の可能性があります。
保湿ケアを見直してみましょう!
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大人ニキビ
ニキビと言えば思春期の頃に出来やすいイメージですが、実は30代からの大人女性もしつこいニキビに悩んでいる方が多いです。
思春期のニキビは、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まり、菌が繁殖して炎症を起こしていることが原因です。
しかし大人ニキビは、肌の老化や内外部からのダメージによってお肌のターンオーバーが乱れ、肌表面の古くなった角質が上手く剥がれ落ちず毛穴に溜まったり、メイク汚れなどがしっかり落とし切れておらず、肌の上に残ったままになっていたりすることが原因で起こります。
① 睡眠不足の方
眠っている時に成長ホルモンを分泌して新陳代謝を促し、お肌を生まれ変わらせますが、睡眠が足りてないとこの成長ホルモンが上手く分泌されない。
② 偏った食生活
ニキビは皮脂も原因の1つです。
揚げ物やお菓子、ジャンクフードは皮脂分泌を促進させます。
③ ストレス
ストレスを感じるとホルモンバランスが崩れら男性ホルモンが分泌されやすくなります。
男性ホルモンは皮脂分泌を促すので、ニキビの原因になります。
④ お肌の乾燥
肌が乾燥していると、潤いを補おうと皮脂を分泌します。
その皮脂が詰まったり、乾燥することで蓄積された角質が毛穴に詰まることでニキビの原因になります。
⑤ 生理前
生理前なか活発になるプロゲステロンという女性ホルモンは、皮脂分泌を促進します。
大人ニキビは『お肌の悲鳴』です。
出来てしまったらまず、自身の生活習慣も見直してみましょう!
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毛穴の開き・黒ずみ
毛穴も年齢を重ねるごとに気になってくるトラブルの1つです。
毛穴は老若男女問わず誰にでもあるものですが、様々な原因によって大きく開いてしまったり、黒ずんでしまったり…。
毛穴のトラブルにもいくつかの種類があります。
① 開き毛穴
気温の上昇や偏った食生活などが原因でら皮脂が過剰分泌してしまうことによって起こります。
この皮脂によって毛穴の出口が押し広げられることで、毛穴が広がってしまいます。
② 黒ずみ毛穴
一言で黒ずみ毛穴と言っても2種類あります。
毛穴に古い角質や、皮脂が詰まり酸化することでできる【詰まり毛穴】と、シミが毛穴周りに沈着した【メラニン毛穴】の2つです。
詰まり毛穴は、肌のターンオーバーで本来なら剥がれるはずの角質が残ってしまうことがあります。
ここに毛穴から出た皮脂が絡まり、混ざって固まったものが毛穴の中でだんだんと大きくなります。
これが角栓と呼ばれるものです。
特に鼻の周りは皮脂腺が発達していて、皮脂の分泌が多いので、黒ずみ毛穴が出来やすいです。
メラニン毛穴は紫外線ダメージによって起こります。
私たちのお肌は紫外線を浴びると、ダメージから肌を守ろうとメラニンを作ります。
本来ならターンオーバーでメラニンは体外に排出されるのですが、なんらかのトラブルで排出されないまま肌に残り、シミとなります。
特に鼻は顔の中でも高い位置にあり、紫外線に当たりやすいため、紫外線の影響を受けやすいです。
日焼け止めを塗っていても、皮脂腺の多い鼻は、汗などで流れてしまいやすくなるのもメラニン毛穴の原因の1つです。
③ たるみ毛穴
30代頃から特に増えてくるのが、たるみ毛穴です。
毛穴は元々、弾力を持った真皮にギュッと押されて小さく引き締まっており、丸い形をしています。
しかし、この肌の土台である真皮の中で弾力を保つために働いているコラーゲン やエラスチンが加齢とともに減少し、質も低下していきます。
すると同時に、肌の奥で筋肉も衰えてきます。
この肌の土台や筋肉が緩んで下がっていくことによって、さらに下方向へ引っ張られてしまいます。
これがたるみ毛穴の原因です。
そして、もう一つたるみ毛穴の原因になるのが肌の乾燥です。
肌の表面が潤っていれば、それだけで肌は滑らかに見え、毛穴もカモフラージュできますが、肌が乾燥すると小じわが目立ち毛穴も大きく広がって見えてしまいます。
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しみ・くすみ
30代になると、シミやくすみが目立ってくる人も増えてきます。
シミが出来てしまうと、一気に老けて見えてしまいますよね。
シミは本来であれば肌を守ってくれるはずのメラニンが、過剰な紫外線ダメージなどが原因でお肌のターンオーバーが乱れると、過剰に作られてしまったり、うまく体外に排出されなかったりするため、肌に蓄積されシミとして残ってしまいます。
同じく加齢によって目立ってくる『くすみ』ですが、こちらにも様々な原因があります。
乾燥や血行不良などが原因で角質が肌の上に蓄積され、顔色が暗く見えるのが一般的ですが、シミと同じくメラニンが原因となるくすみや、糖分を摂りすぎることによる「糖化」が原因のくすみも考えられます。
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しわ・たるみ
しわやたるみの原因は、加齢によって肌の弾力が低下することです。
しわの種類は大きく分けて【乾燥しわ】【紫外線しわ】【表情しわ】の3つに分けられます。
① 乾燥しわ
肌が乾燥することで肌表面がカサついて出来る、ちりめん状や線状のシワです。
初期の乾燥シワはお手入れで防ぐことが出来ますが、放っておくとシワの数が増えて繋がり、大きなシワとなる原因になります。
② 紫外線シワ
肌が紫外線によってダメージを受けることによって出来るシワです。
お肌の土台となる真皮層で、お肌の弾力を保っているコラーゲンが減少し、エラスチンが劣化することで大きなシワになります。
③ 表情じわ
笑った時の目尻のしわや、怒った時にできる眉間のしわのように、表情の変化による「肌の折り畳みあと」が定着して出来てしまうシワです。
10代、20代は肌に弾力もあるのですぐに元に戻りますが、加齢や紫外線ダメージで弾力を失ったお肌は、痕が消えずシワとなって残ってしまいます。
どのシワも30代を超えた辺りから出てきやすくなりますので、早めのケアが大切になります。
30代が目指すべき理想のお肌
30代からの女性が目指すべき理想のお肌は「たまご肌」です!
たまご肌とは、茹で卵のようにツヤがあり、毛穴のないツルツルとしたお肌のことを言います。
このたまご肌は3つの条件から成り立っています。
① 肌のキメが細かく、潤いがあること
理想的なお肌の水分量は40%と言われています。
角質層にそれだけの水分が保たれていれば、毛穴もキュッと小さくなり肌のキメも整います。
また、水分量がしっかりと保たれているということは、お肌のバリア機能も正常に働きます。
バリア機能とは、紫外線など外部からの刺激からお肌を守ってくれる機能のこと。
水分量がしっかりあると、肌トラブルも起こりにくくなります。
② 肌に透明感があること
透明感のあるお肌を作るには、お肌の血行がスムーズであることが必要です。
表皮・真皮・皮下組織から構成されている肌には、それぞれの層に血管があり、血液によって運ばれる酸素や栄養素を元にして生まれ変わり(新陳代謝)を繰り返しています。
お肌の生まれ変わりが正常に働くと、肌の上に蓄積された古い角質などもキレイに剥がれ落ちてくれるため、お肌に透明感が生まれます♡
③ お肌にハリと弾力があること
お肌のハリと弾力を保つためには、真皮層のお母さん細胞である【線維芽細胞】が正常に働いている必要があります。
線維芽細胞はお肌の真皮層の部分に存在しており、肌の弾力には欠かせないコラーゲン やエラスチン、ヒアルロン酸を生成する働きを持っています。
この3成分は、お肌の表皮を支える土台になります。
真皮にこの3成分が十分蓄えられていて、バランスよく支え合っていれば、お肌はハリのあるもちもちとした状態になります。
このようなたまご肌を目指してお手入れをしていきましょう!
30代からの正しいスキンケアを1から解説!おすすめコスメも
ここまでお話してきたように、30代は様々な変化が起こりやすいです。
それはもちろんお肌にも…。
お肌はお手入れの仕方ひとつで、良くも悪くも変化します。
ここからは30代からの大人女性の正しいスキンケアの方法についてお話ししていきます。
クレンジング・洗顔
乾燥が気になり始める大人女性の皆さんには、お肌の汚れを落とすものにも、天然のオイルなど保湿剤が配合されているものを選ぶのがオススメです!
洗顔後は肌の上の保湿成分も一緒に洗い流してしまうため、一時的にどうしても肌が乾燥しやすくなります。
保湿剤の配合されている洗顔料を使うと、角質の水分の蒸発を最小限に留めてくれます。
また、クレンジング・洗顔の方法を見直すのも大切なポイント!
汚れを落とすことに必死になって、お肌をゴシゴシこすってしまったりしていませんか?
お肌の摩擦は乾燥だけでなく、シミやシワ、たるみにも繋がります。
化粧などお肌の汚れは、擦って落とすのではなく浮かせて落とす!
ということを覚えておきましょう!
クレンジング剤や洗顔料を汚れに馴染ませるというイメージで優しく丁寧に洗います。
その後は37度前後のぬるま湯で、しっかりとすすぎます。
よく聞くシャワーのお湯をそのままお肌にかけるという行為もNGなので注意してくださいね。
おすすめクレンジング
① THREE エミング クレンジングバーム
85g 天然由来成分 92%/6,000円(税抜)
汚れをしっかり落としつつ、スキンケアも出来るクレンジングバームです。
柑橘系の香りでメイクを落としながらリフレッシュ。
濃いメイクをしていても、1回ですっきりと落とすことができるほど洗浄力はとても高いです。
天然由来成分が88%のため、肌にも優しくツッパリ感もないので、使い心地もとてもいいです♡
ただし、柑橘系の香りのため、妊娠中の方は使わない方がいいでしょう。
② アテニア スキンクリア クレンズオイル
175ml/1700円(税抜)
メイクを落とすだけでなく、大人の肌くすみ(肌ステイン)に独自アプローチし、ブライトニングケアまでするオイル状の「スキンクリア クレンズ オイル」がリニューアルして発売!
”大人のためのクレンジング”として進化しました。
5種の高級美容オイル配合で、美容液レベルのクレンジングオイルです。
まつ毛エクステにも使えます!
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おすすめ洗顔
③ オルビスユーウォッシュ
120g/1800円(税抜)
泡立ちがよく、ネットを使わなくてもモチモチの泡をたてられます。
モロッコ溶岩クレイ配合で、毛穴の汚れはすっきり落としてくれるのに、肌表面には潤いを引き込むための保湿成分が残るので、次に使う化粧品の浸透力をアップさせてくれます。
ブースター効果のある洗顔料です。
④ ビーグレン クレイウォッシュ
150ml/3800円(税抜)
モンモリロナイトという天然クレイが持つ“汚れだけを吸着”する力が余分な皮脂や古い角質などを吸着し、肌を傷めずにスッキリと洗い上げます。
5種類の美容成分配で、必要な潤いと皮脂は残してくれるので、しっとりスベスベの洗い上がりです♡
年齢を重ねたお肌はもちろん、大人ニキビの気になる方にもおすすめです。
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保湿ケア
30代をこえたら、より保湿力の高い化粧水や美容液、クリームをスキンケア に取り入れましょう!
大人女性は加齢と共に、お肌の水分を保持するセラミドやコラーゲンが減少していきます。
10代、20代の頃のように化粧水と乳液だけのお手入れでは、つるつるたまご肌を保つには不十分です。
お肌の乾燥は、くすみやしみ、しわ、たるみなど多くの肌トラブルの原因に…。
30代からの保湿ケアはスキンケアの基本であり、お肌の土台だということを意識して取り入れるようにしましょう!
肌も変化していく30代からは保湿命です!
肌そのものが元々持っている水分と、それを保持してくれる油分をしっかり与えてあげましょう♡
また、それぞれの化粧品の付け方も大切なポイントです。
コットンでお肌につけるのが絶対にダメなわけではないですが、摩擦による肌の乾燥が気になってくる方には注意したい所です。
ですから、化粧品は手で直接お肌に付けるのをオススメします。
化粧品は1度手で温めてから、肌を包み込んで、押し込むように付けるようにすると、肌への浸透力がUPするとも言われています。
肌の奥へと浸透していくのをイメージしながら付けてあげましょう♡
特に化粧水は1回、2回と回数を決めて入れ込むのではなく、少量ずつ肌に入らなくなるまで付けてあげることをオススメします。
おすすめ保湿ケア化粧品
① オルビスユー
100%オイルカットした肌にやさしいスキンケアブランド「ORBIS(オルビス)」の「オルビスユー」は、エイジングケアを意識し始めた30代のためのスキンケアラインです。
洗顔→化粧水→保湿液のシンプルな3ステップを提案しており、価格帯も取り入れやすいため、ライン使いで乾燥ケアをしたい方におすすめです。
2003年にノーベル賞を受賞した「アクアポリン」に着目しており、アクアポリンの発生を促す3つの成分「ヤグルマギク花エキス」「アマモエキス」「モモ葉エキス」が配合されており、アクアポリンを発生させて水分が細胞内に行き届くように導きます。
肌の内部が潤いで満たされるので、ハリのあるふっくらとしたお肌が実現できるはず♡
② ヒフミド
小林製薬の「ヒフミド」は、保湿効果の高いヒト型セラミドを配合したスキンケアブランドです。
ヒト型セラミドは合成セラミドの3倍の保水力を持っていて、人の肌と似通った構造をしているので角質層にまで浸透して肌の保湿力とバリア機能を高めてくれます。
そんなヒト型セラミドを何と3種類も配合!
無着色、無香料、パラベン・エタノールフリーの低刺激性なので、感想だけでなく敏感肌にお悩みの方にもおすすめです。
③ エトヴォスモイスチャー
ヒトが元々お肌に持っているセラミドと同じ構造をした、ヒト型セラミドを5種類配合していることが魅力のスキンケアラインです。
ヒト型セラミド1・2・3・5・6Ⅱを高配合しているエトヴォスモイスチャーラインは、肌を潤わせて肌のバリア機能を高め、健やかな肌に導いてくれます。
セラミド以外にも、6種類の保湿成分を配合されているため、とにかく保湿にこだわった化粧品です。
たっぷり10日分のお試しセットもあるので、まずはじっくり試してみたい方にもオススメです。
美白ケア
「色が白いは七難隠す」という言葉があるように、女性にとってくすみのない透明感のある白い肌は永遠の憧れです。
しかし、10代20代の頃には何の抵抗もなかったすっぴん肌も、30代になるといつのまにか見せられなくなり、シミやソバカスが気になってくる方も多いのではないでしょうか?
30代で美白ケアは早いのでは?
と考えるかたも多いかもしれませんが、美白ケアをする時期は、早ければ早いほどよいと言われています。
1度シミが出来てしまうと、そのシミをお手入れで目立たなくするには何年もの時間がかかってしまいます。
ですから、シミができる前からケアを始めることが大切です。
最近は「美白にはビタミンCが効果的」ということを知っている方も増えてきました。
ビタミンCには【メラニンの発生を抑えてくれる働き】と、【すでに蓄積されているメラニンを還元する働き】があるので、美白ケアには欠かせない成分です♡
しかし私たちの身体は、体内でビタミンCを生成することが出来ないので、外から取り入れる必要があります。
ビタミンCは壊れやすく、体内に留めておくことが難しい成分なので、化粧品で取り入れる場合は、より壊れにくく肌に浸透しやすく加工された『安定型ビタミンC誘導体』が使われているものを選びましょう!
また、ビタミンC以外にも厚生労働省に【メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ効果がある】と承認されている美白有効成分が入った化粧品もおすすめです。
厚生労働省の審査はとても厳しく、承認されるまでに何十年もかかることもあります。
その中で、現在認可されている美白有効成分は20種類ほどしかありません。
代表的なものでは、【アルブチン】【ビタミンC誘導体】【プラセンタエキス】【4MSK】【コウジ酸】などが挙げられます。
【おすすめ化粧品】
① HAKU
『シミの記憶をゼロ化へ。』
シミ予防に特化した、美白のスペシャルブランド。
シミができるメカニズムを研究しつくし、メラニンの過剰な生成を効果的に抑え、美白します。
肌の気になる部分に働きかけ、明るく澄んだ、生まれたての透けるような肌へ導きます。
14年連続 美白美容液市場売上No.1。
② AXI(クオレ)ホワイトニングクリームNA
医薬部外品
『美白』という言葉を作った会社だからこそ信頼できる美白クリーム!
美白有効成分・ビタミンC誘導体と抗炎症有効成分・トラネキサム酸を配合し、しみの原因である炎症をケアしながら、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐダブルの有効成分を配合した美白クリーム。
安定持続型のビタミンC誘導体を使用しており、一日中美白効果が持続します。
③ POLA ホワイトショット
美白研究と言えば、従来はメラノサイトへのアプローチが主流でした。
メラノサイトからメラニンをいかに作らないか。
POLAはそんなこれまでの美白の視点を変え、表皮細胞のエネルギーを高めるという新しい着眼点にたどり着きました。
表皮細胞のエネルギーを高めることで、メラニンに守ってもらわなくても済む表皮細胞を目指し、メラニンの蓄積を抑制し、シミ・ソバカスを防ぎます。
④ アンプルール ラグジュアリーホワイト
いつのまにか感じていた 肌のくすみや影。大人の肌と向き合うなかで誕生したスキンケアブランドが「ラグジュアリーホワイト」です。
欧米では約100年前からくすみや影を晴らすスキンケア成分として使用されてきていたり、皮膚科でシミの治療薬として使われているハイドロキノンの働きはそのままに、狙った部分へ安定的に届けるよう開発した「新安定型ハイドロキノン」が配合された化粧品です。
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エイジングケア
30代で起こる肌トラブルは、エイジングサインであることがほとんどです。
30代でエイジングケアは早いと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
エイジングケアは30代の今が初めどき!
ビタミンC誘導体やアスタキサンチン、レチノールなどの成分が配合されたアイテムを積極的に取り入れましょう♡
【おすすめ化粧品】
・SKII
大人女性の憧れ化粧品『SKII』。
SKIIはエイジングケア化粧品のブランドです。
「ピテラ™」という独自の成分を配合しており、この「ピテラ™」の正体は酵母を自然に発酵させたものです。
美肌作りに大切なビタミンやミネラル、アミノ酸などの成分がぎっしり!
50種類以上もの美容成分が入っているので、濃厚な美肌ケアができることがSKIIの人気の秘密です。
・ポーラRED BA
Red B.Aは、現代女性の心理ストレスと肌の関係に着目して作られたスキンケアラインです。
毎日のスキンケアが毎日の肌と未来の肌を決めるということをコンセプトに、肌の奥の真皮にアプローチして長期的な肌変化に対応する一方、毎日の肌のコンディションを瞬時に整える短期的な肌変化への対応も兼ね備える「センシングジャスト設計」を採用しました。
- 疲れとむくみをリセットし、すっきりとしたフェイスラインへと導く。
- 内側から肌を持ち上げ、弾むようなハリ感をもたらす。
- 潤いを閉じ込め、肌表面をつるんと滑らかに整える。
このような効果が期待できます。
・ディセンシア アヤナスレッド
刺激に揺らぎやすい敏感肌のハリ不足・キメ乱れリスクに着目したエイジングケアシリーズです。
ディセンシア独自の特許技術「ヴァイタサイクルヴェール®」が、外部刺激を物理的にブロックしながら、肌本来のバリア機能を取り戻すだけでなく、長年培ってきた敏感肌に対する新処方「ストレスバリアコンプレックス® 」を配合することで、肌の血流を高め、しなやかなハリと艶やかな肌へと導きます。
アヤナスのスキンケアは、ローションで「満たす」、エッセンスで「育む」、クリームで「高める」が基本の3ステップです。
シリーズでの使用をおすすめします。
トライアルセットもあるので、気軽に試せます♡
・アスタリフト
赤のシリーズといえば、抗酸化成分「アスタキサンチン」が特徴です。
「アスタキサンチン」は激流を遡上する鮭の身にも含まれる成分で、肌にハリと輝きをもたらす効果のある美容成分です。
アスタリフトはいち早くこの成分に注目して、独自のナノテクノロジー技術で浸透性や安定性を高めながら、化粧品に高濃度配合することに成功。
美しく年齢を重ねたい女性の『明日は今日より美しく』を叶えてくれる化粧品です。
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スペシャルケア
20代までと違い、30代からのお肌は色んな意味で曲がり角を迎えます。
普段のお手入れでは賄いきれないトラブルが出てきてしまった時に役立つのが、いつもより少し特別なスペシャルケアです。
トラブルに合わせて、美容液やアイクリーム、パックなどを併用するようにしていくことをおすすめします。
まずは自分の肌に何が足りないのか、何のトラブルが気になるのかをしっかりと把握しておきましょう。
【おすすめ化粧品】
・アルビオン エクシアALホワイトニングイマキュレートエッセンスMXC
1.5ml×28個
¥25,000(税抜)
1ヶ月集中美白ケアアイテム♡
美白効果もさることながら、ハリツヤに直接的につながる美肌効果を、使うたびに力強く感じさせる仕上がりです。
かなり即効性のある高次元の美白エイジングケアを叶えます。
1本を1回で使い切る薬用美白美容液で、1本まるごと使うと、かなりたっぷり使えるので、首やデコルテまで贅沢になじませて使うのがおすすめ。
・クレドボーボーテ マスクイユーレジェネランS
15g 25,000円(税抜)
15ml×6枚入り 15,000円(税抜)
目もとの立体的な構造に着目し、独自の研究による新しいアプローチで、目尻のたるみ、深いしわ、目袋の形状変化など、女性たちが抱える総合的な目もとの悩みに対応した"本格”目もと用クリームと集中ケアマスクです。
目もとは若々しさを左右する大事なパーツ!
目もとが乾燥していたりたるんでいたりすると疲れた印象になってしまいます。
目もと専用のクリーム「クレームイユー レジェネランS」は、しっとりと滑らかな使用感で乾燥しがちな目元に潤いを与え、小じわの目立たない目もとへと導きます。美白成分も配合されていて目もとの気になるくすみにアプローチ!
メラニン生成を抑えシミ・そばかすを防いでくれます。
目もと専用パック「マスクイユー レジェネランS」は、乾燥やお手入れ不足、疲れ目など突発的な悩みに瞬時に対応し、乾燥によるくすみ等で疲れた印象の目元を瞬時にお手入れできます。
大事な日の前夜のケアの駆け込み美容にぴったりな目もと専用のパックです。
UVケア
紫外線はシミだけでなく、シワやたるみといった肌の老化を進めてしまいます。
エイジングサインが現れはじめる30代頃からの大人女性にとって、UVケアこそ美白への分かれ道です。
日焼け止めは匂いが気になったり、不自然に白浮きしてしまったりと選ぶのが難しいアイテムです。
UVカットの効果が高いことはもちろんですが、保湿力や仕上がりの美しさも大切なポイントです。
近所へのちょっとした外出や、洗濯物を干すだけだから…と、ついつい油断して素肌のまま外へ出てしまうという方もいらっしゃいますが、大人女性にとってこれは絶対にNGです!
紫外線を浴びると2分でシミの元、20分でシワが出来ると言われていますので、UVケアは欠かさず行いましょう。
最近では、肌色補正ができるものや、下地として使用できるものも増えていますので、日焼け止めもかなり使いやすくなりました。
【おすすめ日焼け止め】
・ポーラB.A ライト セレクター
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乾燥や紫外線、近赤外線から肌を守る、B.Aの日中用エイジングケアクリーム。
近赤外線とは太陽光に紫外線よりも多く含まれ、紫外線より高い割合で肌の奥まで到達する光線のことです。
紫外線や近赤外線の影響によって、角質層の水分が失われると、その水分を補うため真皮の水分が吸い上げられ、「真皮の水分不足」が起きてしまいます。
そんな日中の乾燥からも肌を守るため、日焼け止めとしても日中用クリームとしても、1年中ご使用いただけます。
・アルビオン スーパーUVカットインテンシブデイクリーム
SPF50+ PA++++の優れた紫外線防御力とトリートメント効果で、日焼けをブロックしながら肌に充実した潤いを与えてくれる日焼け止めクリームです。
忙しい朝でもこれさえ塗れば、UVカットもエイジングケアも思いのまま!
スキンケアクリームのような充実したコクのある上質な感触で、肌を豊かなうるおいで満たします。
ノーメイクでの外出・スポーツ時にも安心です。
・ラロッシュポゼ UVイデアXLプロテクショントーンアップ
シミやたるみにつながる紫外線カバーはもちろん、PM2.5等の大気中の汚染物質もブロックできる日焼け止めです。
色をつけずに光のヴェールをまとったようなツヤ肌に仕上げるので、肌色を選ばずくすみや色ムラを自然にカバーします。
保湿成分だけでなく、肌のバリア機能をサポートする独自の整肌成分を配合。
メイクしながらエイジングケアも叶えてくれます。
皮膚科で販売されているので、敏感肌の方にも安心して使えると同時に、ニキビになりにくい処方なので、30代の揺らぎやすい肌にもぴったりの日焼け止めです!
・ランコム UVエクスペール トーンアップローズ
30ml/5800円(税抜)
64色から日本女性に選ばれた理想のピンクカラーが、疲れが肌に出やすい30代の肌をワントーン明るくしてくれます。
日焼け止め特有の白浮き感がなく肌にスッと馴染んで自然なツヤ肌にハート
赤みが強い肌より、クマやくすみが気になる人におすすめです。
SPF50+・PA++++の最高レベルのプロテクション効果で、強い日差しの中のお出かけも怖くない!
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インナーケア
お肌のお手入れなど、外側からのお手入れも大切ですが、身体の内側からのケアもとても大切です。
まだまだ元気で、仕事や子育てなど大変な状況でも何かと無茶のきく30代ですが、積み重なったダメージが現れ出すのもそれほど遠い未来ではないかもしれません。
知らず知らずのうちに無理をしてしまう30代だからこそ、日頃の生活習慣を整えることも大切です。
自らの力で肌をキレイにしていくことも意識していきましょう。
食生活
いくらスキンケアに力を入れていても、食生活が乱れていたり、栄養バランスが偏っていると美しい肌を保つことは出来ません。
忙しいから…と日々の食事をジャンクフードやお菓子で済ませていませんか?
過度なダイエットや、単品食いをしていませんか?
食事とはただ食べればいいのではなく、必要な栄養素をバランスよく摂ることでさらに効果を発揮します。
① タンパク質
皮膚や髪の毛の主成分となるのが、タンパク質です。
肉・魚介・乳製品・たまご・大豆などに多く含まれています。
肌のハリやツヤをだすめに、毎日しっかりと摂りましょう!
② ビタミンB群
皮膚のターンオーバーを促し、細胞の修復や再生の手助けをします。
レバー・鶏肉・カツオ・しじみ・のりなどに多く含まれています。
③ ビタミンC
美肌には欠かせないのがビタミンCです。
メラニンの色素沈着を抑制し、しみの予防に効果的です。
ブロッコリー・パプリカ・果物などに多く含まれます。
強い抗酸化作用もあるので、老化防止のためにも積極的に摂りたい栄養素です。
④ ビタミンE
抗酸化作用も強く、毛細血管を広げる効果もあるので、血行促進に繋がります。
栄養は血液が運ぶので、全身に血液が行き渡ることで肌荒れなどのトラブル解消にも♡
ナッツ類・アボカド・モロヘイヤなどに多く含まれています。
適度な運動
ターンオーバーを促すためにも、1日に10〜15分くらいの適度な運動をしましょう。
身体を動かすことで血流が良くなり、栄養が全身に循環し、お肌の調子の改善に繋がります。
軽い運動はストレス発散にもなりますので、いつもより一駅多く歩く、出来るだけ階段を使うなど、毎日少しずつ取り入れてみましょう。
質の良い睡眠
美を保つために睡眠は切っても切れません。
私たちの身体は寝ている間に様々なホルモンが分泌されます。
その中でも大切なのが【成長ホルモン】です。
成長ホルモンはお肌の組織を修復したり、再生したりしてくれる働きを持っています。
質の良い睡眠をとることでこの成長ホルモンが分泌され、美肌に近づくことができます。
出来る限り0時〜午前2時までには布団に入り、最初の寝入りばな3時間はぐっすりと眠ることが大切です。
水分補給
私たちの身体の50%〜75%は水で出来ており、1日1リットル〜1.5リットルの水分が必要です。
ですから肌への水分補給だけでなく、身体の内側への水分補給も大切です。
水分を補うことで細胞の中の老廃物や毒素が排出されやすくなるので、お肌の新陳代謝も改善され、シミやくすみ、しわなどの改善にも繋がります。
冷えも身体のトラブルに繋がるので、常温か白湯で飲むことをおすすめします^_^
水分をしっかり取ることで便秘の改善にも繋がります。
30代女性の基礎化粧品の選び方・スキンケアの目的とは?
スキンケアとは、その名の通り『お肌のお手入れ』のことを言います。
私たちのお肌は、全面を皮膚というもので覆われています。
この皮膚は、私たちの身体全体を覆っており、水分を保持したり、外部からの刺激を防ぐ役割を持つ、人体最大の臓器です。
この役割を果たすために、お肌を健康に保つということがスキンケアの最大の目的です。
また、ダメージを防ぐだけでなく、潤いを保ったり、肌にハリを与えたりするなど、お肌を美しく保つこともスキンケアの大切な目的です。
朝と夜のビューティーステップ
季節の変わり目や、ホルモンバランスの変化などで、私たちのお肌の状態は大きく変わってきます。
その時々の状態に合わせてスキンケアを見直すということも、とても大切です。
しかし、その他にも【朝】と【夜】でもスキンケアの方法が違ってくるということをご存知ですか?
これは実は、朝と夜でお肌の働きが違うからなのです。
私たちのお肌は、昼間は主に「紫外線やホコリ、乾燥など、外からの刺激から肌を守る」という役割をしています。
逆に夜間は、「昼間に受けたダメージを修復し、新しい肌細胞を作り出す」働きをしています。
その働きに合わせたお手入れをすることが重要です。
朝は「肌を守る」スキンケア!
朝のスキンケアで意識することは、紫外線などの刺激からお肌を守ることです。
特に乾燥したお肌は、ダメージうぃ受けやすい状態になっています。
ですから、朝の保湿ケアはとっても大切です!
しっかりと保湿できていれば、日中の化粧崩れを防ぐことも出来ます。
更に朝のスキンケアで最も大切なのが、「紫外線対策」です。
【光老化】という言葉があるように、お肌の老化の原因の80%は紫外線によるものと言われています。
紫外線は1年中降り注いでいますので、朝は必ず紫外線対策をしましょう!
また、朝のスキンケアの中で美容液などを取り入れている方も多いかと思います。
もちろん間違った使い方ではありませんが、昼間のお肌は「守り」のモードに入っているため、栄養を蓄えるモードではありません。
ですから、あまり効果を期待できませんし、朝からたくさんの化粧品を塗りすぎると、化粧崩れの原因にも…。
美容液などは効果なものも多いので、守りモードの朝に使用するのはコスパ的にも悪いかもしれません。
朝は、保湿対策と紫外線対策メインでスキンケアしましょう♡
【洗顔→化粧水→乳液→クリーム→日焼け止め】
夜は「肌を修復して美肌に導く」スキンケア!
日中のスキンケアとは違い、夜間のスキンケアは日中に受けた肌ダメージを修復する目的があります。
ですから、落とすものをしっかり落として、栄養を補給することが大切です。
夜間のスキンケアは、昼間に肌に溜まった皮脂や、メイク汚れ、ほこりや花粉、P.M2.5などの有害物質を落とし、肌を綺麗な状態にする「汚れを落とす」ことから始めます。
お肌の上に汚れが残ったままだと、肌荒れやニキビなど肌トラブルの原因になりますし、折角のいい成分も入りにくくなります。
まずは、しっかりと汚れを落としましょう!
汚れや皮脂を落としてキレイになったお肌は、とてもデリケートな状態です。
すぐに保湿ケアをしてあげましょう!
化粧水などで保水した後、水分が逃げていかないように乳液やクリームでしっかりと蓋をします。
また、夜間のお肌は吸収モードに入っているので、美容成分もしっかりと補給しましょう。
美容液や美容クリーム、パックなどのスペシャルケアも効果的です♡
私たちのお肌は、夜間のゴールデンタイムと呼ばれる22時~2時の間に成長ホルモンを出し、新陳代謝を高めてくれる働きを持っています。
このゴールデンタイムに、しっかりと【質のいい睡眠】が取れていれば、お肌は美容成分を吸収してどんどんキレイになります!
夜間は美容成分をしっかり補給して、ゴールデンタイムに質の良い睡眠をとること!
これが美肌への別れ道になります。
【クレンジング→洗顔→化粧水→パック→美容液→乳液→クリーム】
基礎化粧品の選び方
皆さんは普段、基礎化粧品を購入するとき、何を基準に選んでいますか?
メーカー?
値段?
口コミ?
何となくよさそうなもの?
1番気にしているのは【肌質】ではありませんか?
それなのに、20代の頃と同じ化粧品を今も使い続けていたりしませんか?
肌質で化粧品を選ぶのはとても大切なことですが、ここで忘れてはいけないのが【年齢】です。
例えば乾燥肌1つとっても、20代の乾燥と30代、40代の乾燥では、原因や対策も全く違います。
化粧品は年齢によって変えていくことも大切なポイントです。
ここからは、アラサー世代の基礎化粧品の選び方を参考までにお伝えします。
アラサー世代の基礎化粧品の選び方
アラサー世代といえば、仕事もキャリアがついてきて忙しくなってきたり、結婚や出産、子育てなどストレスフルな環境におかれる年代です。
多忙な毎日に追われ、なかなか自分のケアまで手が回らない…という方も多いのではないでしょうか?
ストレスや睡眠不足からホルモンバランスも崩れやすくなっています。
そうなると、肌のバリア機能が衰えて、お肌が乾燥する方が増えてきます。
30代で脂性肌という方はまずいないと言ってもいいですし、乾燥から小じわやたるみに繋がりますので、まずは乾燥対策をしっかりしましょう!
目的に合わせて選ぼう
化粧品を選ぶ際には、まず自分の肌タイプと肌の悩みを明確にしましょう。
「乾燥しているから、保湿がしっかり出来るもの」
「シミやくすみが気になるから、美白対策が出来るもの」
など、目的に合わせて選びます。
自分のお肌のタイプを知るのに1番早いのは、デパートのコスメカウンターなどで肌質チェックをしてもらうことです。
しかし、買わされるかも…など苦手意識のある方の為に、自分でチェック出来る方法をお伝えします。
まず、いつもと同じように洗顔をし、そのままの状態で5分〜10分ほど置いてみてください。
この時につっぱり感もテカリも感じなければ普通肌です。
つっぱったり、カサついたりしたら乾燥肌タイプ。
テカリやベタつきを感じたら、脂性肌タイプ。
目元や口元、頬などはつっぱるのに、Tゾーンはテカるなどといった方は混合肌タイプやインナードライ肌であることが多いです。
このように、お肌と言っても色々なタイプがありますので、自分のお肌タイプをよく理解した上で基礎化粧品を選ぶようにしましょう。
基礎化粧品はライン使いをするべき?
化粧品メーカーさんは当然、化粧水からクリームまでラインでの使用をおすすめします。
相乗効果があるなど、様々な理由があると思いますが、ラインで揃えるメリットとしては、使うものをあれこれ悩まなくてもいいということと、自分の悩みに合ったものを一から順に使えるので楽。ということです。
しかし、ラインで揃えるとなると高価になるとのも多いので、必ずしもラインで揃える必要はありません。
しかし、別のものを使用しても、自分の肌の悩みとかけ離れた成分が配合された化粧品を使用しても効果はありませんので、そこだけ注意しましょう。
高価な化粧品の方がいい?
今や、化粧品は色々な所で購入できるようになりました。
そのお値段も安価なものから高価なものまで本当にピンキリです。
高価なものほど効果がありそうなイメージもありますが、実際の所はどうなのでしょうか?
実は化粧品には、標準価格というものが存在します。
例えば、化粧水であれば2000円〜5000円、美容液であれば3000円辛くて10000円くらいです。
この値段は使える成分によって変わってきます。
例えばヒアルロン酸やビタミンCなどはよく聞く成分ですが、同じヒアルロン酸やビタミンCでも、高いものから安いものまでたくさんの種類があります。
しかし、どの種類の原料を使っていても、化粧品に書いてある表記はヒアルロン酸やビタミンCです。
1000円の化粧水と5000円の化粧水で表記が同じでも値段が違うのは、使っている原料のグレードが違うからなのです。
そうかといって、無理をして高価なものを購入して量をちびちび使ったり、途中で続けられなくなってしまったりしまうと、逆に効果は得られません。
標準価格内で、自分が無理なく使い続けられるものを、適正量を守ってきちんと使用するほうが確実に効果が出てきます!
値段ではなく、自分が使い続けられるものを選びましょう。
基礎化粧品を選ぶ上で、オススメの成分♡
セラミド
私たちのお肌の水分の80%を維持しており、保湿成分のなかで最も効果のある成分です。
肌の中で、水分を抱え込み、蒸発させないという働きを持っています。
水分保持力が高まると、外部からの刺激もシャットアウトしてくれるため、肌荒れもしにくくなります。
しかし、セラミドは高価な成分であるため、類似品も多くあるので注意が必要です。
表示名のところにセラミド1.2.3のように数字がついているものを選ぶとよいでしょう。
コラーゲン
元々はお肌の真皮層に存在する成分ですが、肌に塗った場合は角層での保湿成分になります。
肌が乾燥すると水分や細胞間脂質(セラミド)と一緒にNMF(天然保湿因子)もお肌の外に出て行ってしまいます。
コラーゲンは、このNMFの変わりになる働きをしてくれます。
補給するときは、コラーゲンとセラミドをセットで使用することをおすすめします。
ヒアルロン酸
もちらも元々お肌の真皮層に存在する成分です。
1gで600Lの水を蓄えることが出来ると言われています。
粘着性があり、分子量も大きいので、肌の中に入っていくことはありませんが、皮脂膜の代わりになり、補給した水分を外へ逃がさないように膜を張ってくれる働きをします。
保水よりも保湿の効果がある成分です。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは、しみ・くすみ・小じわ・毛穴などあらゆる肌の悩みにとても効果的です。
しかしとても壊れやすく、お肌の必要な部分まで届けることが難しいという弱点があります。
その弱点を克服して、ビタミンCにカバーをかけ、壊れにくく安定させたものが【ビタミンC誘導体】です。
ビタミンC誘導体は有害な活性酸素を除去し、メラニンの元を作らせないという働きがあります。
ですから、『シミの原因を作らない』ということが可能です!
表示名としては、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)やイソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)と表示してあるものが得にオススメです。
オールインワン化粧品って効果あるの?
最近では種類も多くなり、使用されている方も多くなってきたオールインワンクリーム。
【オールインワン】という名の通り、化粧水からクリームまでのスキンケアが1つで済むという、忙しい女性には画期的なアイテムです。
オールインワンクリームの中にはいい成分のたくさん入ったものや、高価なものもたくさん出てきています。
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今までも述べてきたように、スキンケアはいつも同じことをすればいいわけではありません。
朝と夜で必要なお手入れも違いますし、季節や年齢などによっても違います。
さらに女性のお肌は、女性ホルモンのバランスで日によってもお肌のコンデションが変わります。
オールインワンクリームのみでのお手入れだと、その時の肌の状態に合わせたお手入れをすることが出来ません。
オールインワンクリームが悪いわけではありません。
その時、お肌に必要なものは何かを考え、オールインワンクリームにプラスして使用するとよいでしょう♡
肌の状態を見極めて基礎化粧品を選んで
私たちのお肌の状態は日々変化しています。
最近きちんとお手入れしているのに、何だか肌の状態がよくないな…
こんな風に感じ始めたら、基礎化粧品を見直す時期なのかもしれません。
アラサー世代は、充実した時期であると同時に、仕事や家事、育児などでとても忙しく、なかなか自分の肌と向き合う時間の取れない方もいらっしゃるでしょう。
でも、そんな時だからこそ、一息ついて自分の肌に触れてみてください。
心に余裕を持つためにも、キレイでいることはとても重要です。
ゆっくりとお肌に触れて、今、1番必要なお手入れは何なのかを考えてみてください。
自分のお肌ときちんと向き合うことが、これから10年20年先のお肌の美しさに繋がりますよ♡
30代アラサー女性の美肌作りの為に大切な生活習慣と気を付けるべきこと
30代を越えてくると、
『キレイなお肌になりたいなぁ』
『何だか最近、お肌の調子が良くないにぁ』
と、感じる方も増えてきているのではないでしょうか?
お肌をキレイに保つために、スキンケアに力を入れている方も多いでしょう。
しかし、しっかりとお手入れをしているのに、なかなか調子が良くならなかったり、肌トラブルを繰り返していたりしませんか?
もしかするとその原因は普段の生活習慣にあるのかもしれません。
スキンケアはもちろん大切ですが、美肌作りのためには普段の食事や睡眠などの生活習慣や、適度な運動習慣もとても大切な要素です。
今回は、スキンケア以外で美肌作りに欠かせないことについて詳しくお話ししていきます。
食生活
食生活を見直してみよう
いくらスキンケアに力を入れていても、食生活が乱れていたり、栄養バランスが偏っていると、美しいお肌を保つことは出来ません。
過度なダイエットで、栄養バランスが乱れていませんか?
食事をジャンクフードやお菓子などで済ませていませんか?
過度な好き嫌いはありませんか?
ついつい子どもの好きなものばかり作ってしまっていませんか?
当てはまる方も多いのではないですか?
バランスのとれた食事は美の源です!
まずは、身体の中からケアしていきましょう!
食べ物で内側からキレイに!美肌に必要な栄養素
食事はただ食べればいいのではなく、必要な栄養素をバランスよく摂取することで、さらに効果的です。
① たんぱく質
皮膚や髪の毛の主成分となるたんぱく質は、美しいお肌のためには是非ともしっかり摂っていきたい栄養素です。
たんぱく質は、細胞にハリを与えるコラーゲンを生成する成分です。
肌のハリやツヤを出すためにも、毎日しっかりと摂りましょう!
たんぱく質は
【お肉・魚介類・乳製品・卵・大豆】
などに多く含まれています。
② βカロテン(ビタミンA)
βカロテンには抗酸化作用があります。
ビタミンAが体内で不足すると、必要なだけβカロテンはビタミンAに変わります。
皮膚や粘膜を守り、肌の潤いを保ったり、乾燥や肌荒れを防いでくれる役割があります。
【ニンジン・ほうれん草・モロヘイヤ・レバー・かぼちゃ】
などに多く含まれています。
③ ビタミンB群
皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促し、細胞の修復や再生の手助けをします。
ビタミンB群が不足すると、ニキビや肌荒れの原因にもなります。
【レバー・豚肉・鶏肉・カツオ・しじみ・海苔】
などに多く含まれています。
④ ビタミンC
美白といえばビタミンCと言われるほど、美肌には欠かせない栄養素です。
メラニンの色素沈着を抑制し、シミの予防にも効果的です。
強い抗酸化作用もあるので、老化防止の為にもぜし撮りたい栄養素です。
【パプリカ・ブロッコリー・キウイ・柑橘類】
に多く含まれています。
⑤ ビタミンE
抗酸化作用の強い栄養素です。
毛細血管を広げる効果もあるので、血行が良くなり、側の隅々まで血液が行き渡りやすくなることで、肌荒れの解消に繋がります。
【ナッツ類・アボカド・モロヘイヤ・うなぎ・かぼちゃ】
などに多く含まれています。
便秘を改善する
便が腸内に溜まったままになると、悪玉菌が増え、有害物質が発生します。
その有害物質が、もう一度体内に吸収され、血液によって全身に運ばれることになります。
お肌は、汗や皮脂から有害物質を体外へ排出してくれる力を持っていますが、排出することばかりに力が働くと、そのほかの新陳代謝などの働きが追いつかなくなり、肌荒れなどの原因になります。
便秘は美肌の大敵です!
早めに解消するようにしましょう!
便秘を解消するには?
ここでは、便秘を解消・予防するためのポイントをお話していきます。
ぜひ改善のヒントにしてください。
① 食物繊維をしっかり摂る。
食物繊維は消化されにくいため、便中に水分を蓄え、便の量を増やすことでスムーズな排便を促してくれます。
【ごぼう・きのこ類・こんにゃく・海藻類・果物】
などを積極的に摂りましょう。
② 水分をしっかり摂る
水を飲む量が少ないと、体内の水分が少なくなり、便も硬くなるので排出するのが難しくなります。
便秘が気になる方は、1日にグラス7、8杯の水分を摂取するように心がけましょう!
特に朝起きてからすぐに、コップ1杯の水を飲むと腸が刺激され、排便が促されやすくなります。
③ 適度に油脂(脂肪)を摂取する
油脂は腸粘膜を刺激し、便がスムーズに排出されるように促します。
適度な油脂は便秘解消に効果的です。
④ 適度な運動
1日に10分〜15分の適度な運動習慣をつけるようにしましょう。
身体を動かすと、血流が良くなり、腸の働きが活発になります。
また、腹筋の力が弱いと排便をする為に力むのも困難になりますので、腹筋を中心にバランスよく運動してみましょう!
質のよい睡眠
美を保つには睡眠がとても大切であるということは聞いたことがあると思います。
実際のところどうなのでしょうか?
ここからは、なぜ睡眠が美肌に繋がるのか、その仕組みについてお話しします。
お肌のゴールデンタイム
私たちの身体は、睡眠中に様々なホルモンが分泌されます。
その中でもよく言われているのが『成長ホルモン』です。
この成長ホルモンは、成長期に骨などを発育させる働きを持っています。
俗に言う『寝る子は育つ』というのは、この成長ホルモンの働きによるものです。
その他にも成長ホルモンは、お肌などの組織を修復したり、再生したりする働きがあります。
『美肌は寝て待て』
とも良いますが、睡眠を正しく取ることも美肌への第一歩です。
また、睡眠中には、この成長ホルモンが最もよく分泌される時間があります。
この時間は『お肌のゴールデンタイム』と呼ばれ、一般的に夜22時〜翌2時の間といわれています。
この時間に質の良い睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌され、美肌にちかづけると言われています。
しかし、最近では、このゴールデンタイムにしっかり眠ることよりも、寝入りばなの3時間にしっかりと質のよい睡眠を取ることのほうが大切と言われています。
睡眠は深い眠りの【ノンレム睡眠】と、浅い眠りの【レム睡眠】が交互に繰り返されており、成長ホルモンは最初のノンレム睡眠の時に分泌がピークになります。
ですから、ゴールデンタイムに眠っているかよりも、最初のノンレム睡眠の時にどれだけぐっすりと眠れているかが重要になります!
出来る限り0時から2時までにはねむりについて、最初の3時間はぐっすりと熟睡できる環境を整えることも大切です。
質のよい睡眠をとるために
太陽の光
質のよい睡眠を取るためには、『睡眠のリズムを整える』ことが大切です。
そのためにまずは、『目覚めの質』を変えることから始めましょう!
私たち人間の体内時計は、朝目覚めてから15〜16時間後に眠気を感じるようにセットされています。
朝7時に起きると22時〜23時に眠気を感じるようになります。
身体に『目覚め』を感知させるのは【太陽の光】を浴びるのが効果的です。
朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の明るい光を浴び、1日の体内時計をリセットすることを習慣にしてみましょう!
眠る1時間前くらいにお風呂に入る
私たちの身体は、体温が下がると眠りやすくなります。
入浴することで体温を上げ、お風呂から上がってから少しずつ下がっていきます。
この体温変化ぎスムーズに行われることによって、スムーズに入眠できるようになります。
ですから熱いお風呂は眠るすぐ前ではなく、1時間くらい前に入るといいでしょう。
照明を暗くして、眠る環境作り
夜間、眠る前に強い光を浴びると、睡眠を安定させるために大切な『メラトニン』が分泌されないようになります。
逆に暗くなると、身体は休む準備を始めます。
眠る直前までテレビを観ていたり、スマートフォンを使ったりすることは控え、眠る前には部屋の照明を間接照明などに変えるといいでしょう。
適度な運動
運動をすることでもお肌にとってよい効果があります。
運動で?と疑問に思われる方もおられるかもしれません。
しかし、2014年のアメリカスポーツ医学会で発表された研究結果により、運動で肌を若く保ったり、お肌が若返る可能性があることが分かりました。
では、運動することでどのような美肌効果があるのか詳しく見ていきましょう!
血行促進効果
血行が悪くなると、栄養が身体の隅々まで行き渡らなくなり、ターンオーバーが乱れてしまったり、身体に老廃物が溜まり、肌のくすみや乾燥などを引き起こします。
しかし、適度な運動をすることで身体が温まり、全身の血行が良くなります。
血行がよくなると、肌のくすみやクマといった血行不足によるトラブルが解消され、透明感のある肌を作ることができます。
また、ターンオーバーが促されることで肌が新しく生まれ変わるのを手助けしてくれます。
血行促進には有酸素運動がおすすめ!
ウォーキングや、ヨガ、サイクリングなどの運動をするとよいです♡
デトックス効果
運動をして汗をかくと、汗と一緒に体内の老廃物を排出し、さらに余分な水分も排出することで、むくみの防止にもなります。
老廃物が身体の中に溜まっていると、ニキビや吹き出物などの原因にもなりますので、適度に発散するようにしましょう。
ストレス解消
私たちの身体はストレスを感じると、活性酸素が増え、ニキビや湿疹などの肌トラブルが起きやすくなります。
適度な運動をすると、リフレッシュ効果・精神を安定させる効果のある「ドーパミン」や「セロトニン」といった脳内ホルモンが分泌され、ストレス解消になり、肌トラブルの予防にも繋がります。
運動が苦手な方は…
普段、運動をする習慣のない方は、いきなり運動を始めるというのは難しいですよね。
そういう方がいきなり激しい運動をすると、ケガなどの負担にも繋がります。
まずは日常生活の中に少しずつ運動を取り入れていきましょう!
例えば、普段の掃除も掃除機がけだけでなく、雑巾掛けなど全身を使うものを取り入れてみたり、通勤や買い物などの生活の中でも出来るだけ階段を使うようにしてみたり、一駅分長く歩いてみたりするところから始めてみましょう!
これに慣れてきたら、ストレッチなど軽い運動を取り入れてみるといいですね。
有酸素運動であれば、1日30分、週2回でも十分なので、自分にあった運動から始めてみましょう♡
入浴
お風呂に浸かるのは汚れを落とすことはもちろん、血行を良くするためにも、美容のためにもよい習慣です。
入浴の仕方を少し心がけるだてで、美肌のためにさらに効果的になりますので、効果的な入浴の仕方についてお話します。
間違った入浴法
美肌に効果的な入浴法の前に、避けた方がいい入浴方法についてお話します。
意外と多くの方がやってしまっているのではないかと思います。
ご自身の入浴法と照らし合わせて、一度見直してみましょう。
① タオルてゴシゴシ洗う。
ゴシゴシとこすって洗わないと洗った気がしない!という方も多いのではないでしょうか?
お顔と同じで、身体もゴシゴシ擦ると肌の表面のバリア機能が剥がれ、乾燥やくすみ、肌荒れの原因になります。
手のひらを使ってたっぷりの泡を立て洗う方が良いでしょう^_^
② お風呂に長い時間(15分以上)浸かっている。
長くお風呂に入っていると、肌はだんだんとふやけてシワシワになりますよね。
指の腹などで感じたことがあると思います。
これは、肌の表面の角層が多量の水を吸収して、膨らんでいる状態です。
この状態で更にお湯に浸かっていると、肌の内部で水分を保つ働きをしているNMF(天然保湿因子)や、セラミド(細胞間脂質)が必要以上に外に流れ出てしまいます。
その結果、乾燥肌になりやすくなります。
湯船に浸かるのは15分を目安に、あまり長い時間浸かっておかないようにしましょう。
③ 42度以上のお湯に浸かる。
熱いお湯は肌の上の必要な皮脂膜まで溶かしてしまいます。
これも乾燥肌の大きな原因に…。
それでも熱いお風呂に浸からないと物足りない!という方は、炭酸ガスの入浴剤や、マイクロバブルなどを発生させたお湯に浸かると身体の芯から温まり、満足感を得やすくなります。
④ 濡れたままでいる。
こちらも乾燥肌の大きな原因です。
水はそのままにしておくと、蒸発するときに肌の内部にある必要な水分まで一緒に持って出て行ってしまう性質があります。(過乾燥)
放っておいても余計に乾燥が進むだけですので、すぐに水分はやさしく拭き取るようにしましょう。
ヒートショックプロテイン(HSP)
HSP(ヒートショックプロテイン)とは、熱のショック(体温上昇)によって増えるたんぱく質のことをいいます。
美容のためには、このヒートショックプロテインを味方につけるといいと言われます♡
このヒートショックプロテインは、ダメージを受けた肌の細胞を修復したり、免疫力を高めたりする働きをすることが分かっています。
ヒートショックプロテインは、体温が38度になった時点で増え始め、42度を超えると消失します。
つまり40度〜42度のお風呂に肩までしっかり浸かって体温をあげることで、皮膚のターンオーバーを活性化させ、美肌に近づくことができるかもしれません。
ちょっとした日々の心がけですぐに始めることができますので、少し意識してみてくださいね♡
生活習慣改善でスキンケアにつなげる
キレイなお肌になりたい!と思った時に最初に始めるのはスキンケアである方が多いと思います。
もちろんそれは間違いではありませんし、正しいスキンケアも美肌のためにはとても大切なことです。
しかし、いくらお金と時間をかけてスキンケアをしても普段の生活習慣が乱れていると、せっかくのスキンケアが水の泡…。
肌のトラブルが気になった時は、まずご自身の生活習慣を見直してみましょう♡
それだけで驚くほどお肌がキレイになることもありますよ!
美は1日にしてならず。
毎日のコツコツとした積み重ねで、自信の持てる美しいお肌を作っていきましょう♡
30代女性のお肌トラブルと対策方法・知っておきたい基礎知識まとめ
30代はお肌の変わり目?
「お肌の曲がり角」という言葉を聞いたことがありますか?
私たち女性のお肌の曲がり角は20歳・28歳・35歳・50歳前後の4回あると言われています。
アラサー世代は、なんと2回もお肌の曲がり角を迎えることになります。
この時期になると、今までは感じることののなかったお肌の変化に悩む方も増えてきます。
特にアラサーと呼ばれる30代前後は、新陳代謝の働きや、女性ホルモンの分泌量が変わってくる年代です。
お肌だけでなく、様々な箇所で「今までと違う…」と感じることも増えてくるでしょう。
まだまだ若い!と思っている30代(私も思っています笑)とはいえ、油断しているとお肌の老化はどんどん進んでしまいます。
これが40代になると加齢による変化も加わり、より肌の衰えを感じやすくなりますので、今のうちにきちんとケアをしておきましょう!
毎日当たり前のように触れて、お手入れをしたりメイクをしたりしているお肌ですが、どのように成り立っているかご存知ですか?
もしかすると今しているお手入れは、自身の悩みに効果を発揮していないかもしれません。
お肌のしくみや働きを正しく理解することで、自分の肌が今どんな状態なのか、どんなお手入れが必要なのかを知る手がかりになります。
今回は私たちの「お肌」についての基礎知識をお伝えします。
そもそも「肌」とは何か?
最大の臓器
体格によって個人差はありますが、私たちの全身を覆っている肌(皮膚)の面積は、約1.6㎡といわれています。
これは大体、たたみ1畳分の大きさになります。
また、皮膚の厚みは部位によって多少の差はありますが、約2㎜ほどです。
重さにしてみると、体重の約16%と言われており、50㎏の方で8㎏にもなります。
内臓の中で最も大きい肝臓でさえ、体重の2%ほどの重さであると言われていますので、皮膚は【人体で最大の臓器】であります。
基本的な皮膚(肌)の構造
私たちの皮膚(肌)は大きく分けて『表皮』『真皮』『皮下組織』の3層に分かれています。
この3層は、構造も役割も全く違います。
また、お肌には他にも、髪の毛や眉毛、産毛などを作る毛穴(毛包)や、汗腺・皮脂腺といった付属器や、『血管』『リンパ管』『神経』などが存在します。
表皮
表皮は皮膚の1番上にあり、約0.2㎜のとても薄い膜で出来ています。
この薄い表皮も、さらに大きく4つの層に分かれています。
4つの層は表面側から『角質層』『顆粒層』『有棘層』『基底層』と呼ばれており、その大部分をケラチノサイトといわれる角化細胞とそれが変化していった細胞で占めています。
角質層の働き
角質層とは表皮の1番上にある約0.02㎜の薄い層のことを言います。
角質層は紫外線やほこりなどといった外からの刺激から皮膚そのものを守る【バリア機能】という役割と、お肌の中から水分が逃げださないようにする水分保持の役割を持っています。
この0.02㎜の薄い角質層ですが、その内部は『角層細胞』と『角質細胞間脂質』から成り立っています。
角層細胞がレンガ、角質細胞間脂質がレンガの間を埋めるセメントとイメージすると分かりやすいですね。
このレンガのような角層細胞の中にNMF(天然保湿因子)があり、角質細胞間脂質の50%を占めているのがセラミドと呼ばれるものです。
このNMFとセラミド、皮膚の表面を覆っている汗と皮脂でできている皮脂膜の3つが肌の保湿やバリア機能を保つ上でとても大切な要因です。
顆粒層の働き
角質層の次にあるのが1~2層の細胞が並ぶ顆粒層と呼ばれる層です。
ここも紫外線などから肌を防御する役割があります。
顆粒層の中の『ケラトヒラリン顆粒』と呼ばれるガラス状の細胞が、肌の中に入ってきた紫外線を屈折させ、奥に入っていくのを防いでくれています。
有棘層の働き
有棘層は表皮の4つの層の中でも1番厚い層です。
有棘層の中には『ランゲルハンス細胞』と呼ばれる免疫機能に関わる細胞が多く存在しています。
このランゲルハンス細胞は、異物が肌に入ってくると肌を守るために異物を攻撃するように指令する機能と、紫外線や乾燥といった肌トラブルから肌を守る自己防衛機能を持っています。
肌を自らの力で美しくしようとする働きを持っているのが、このランゲルハンス細胞です。
また、細胞間にリンパ液が流れているので、皮膚に栄養を与えたり、老廃物を運搬したりしているのも有棘層の働きです。
他にも基底層で作られたメラニンが上がってくるところでもあるので、紫外線が肌の奥へ入ってくるのを防ぐ役割もあり、美肌を保つ上でとても大切な機能を持っている層です。
基底層の働き
表皮の1番下にある層を『基底層』と呼びます。
この基底層は新しい細胞を作り出す働きを持っています。
ここで作り出された細胞が有棘層→顆粒層→角質層へと順に押し出され、最終的に垢となって体外へ排出されます。
この一連な流れをターンオーバー(肌の生まれ変わり)と呼びます。
また、基底層にはメラノサイトというメラニンを作り出す細胞があり、紫外線から肌を守るための働きをしています。
最近話題の細胞を再生させる幹細胞もこの基底層にあります。
真皮
表皮の下の真皮と呼ばれる部分は、肌の構成の大部分を占めているため、肌の本体と言われています。
真皮は、お肌の柔らかさや、ハリ・弾力に関係があるコラーゲンやエラスチンといった細胞が存在している所なので、見た目の老化に最も関係が深い部分です。
上の図のようにコラーゲン繊維が真皮を支える支柱、エラスチン繊維はコラーゲン同士を束ねる接着剤の役割をしています。
また、この繊維と細胞の間にはヒアルロン酸が存在しています。
このヒアルロン酸は1gで6ℓの水を貯えることが出来ると言われており、肌の保水と真皮を刺激から守るクッションの役割をしています。
その他にも、真皮の中には細胞のお母さん細胞である『線維芽細胞』があり、この線維芽細胞がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどを生成してくれるため、ハリと弾力のあるお肌をキープできているのです。
皮下組織
お肌の中で1番奥にあるのが皮下組織と呼ばれる部分です。
多くが皮下脂肪で構成されており、皮膚と筋肉や骨をつないだり、強い衝撃などから筋肉や骨を守るクッションのような役割もしています。
その皮下脂肪の中に欠陥が通っており、お肌中に栄養を運んだり、老廃物を運び出したりもしています。
栄養が老廃物の運搬が、お肌の状態をよく保つために大きく関わっていることは想像がつきますよね。
ですから皮下組織も美肌をキープするためにはとても大切な部位なのですが、皮下組織は化粧品ではケアすることが出来ない部分なので、毎日の生活習慣などを心がけることが大切になります!
表皮で起こる肌トラブル
乾燥・敏感肌
表皮はとても薄い層でできているとお話をしました。
中でも1番外側の角質層はラップ程度の厚みしかありません。
この角質層の中に存在しているNMF(天然保湿因子)と角質細胞間脂質(セラミド)がお肌の内部に水分を保持する働きをしており、皮膚の表面にある皮脂膜がその水分を外に逃がさないようにする働きと、外部からの刺激からお肌を守る働き(バリア機能)を持っています。
しかし、何らかの原因でこのバリア機能がうまく働かなくなると、肌の中の水分を保つことが出来なくなるため、乾燥肌の原因になります。
また、バリア機能が崩れるということは、外からの刺激からもお肌を守ることが十分に出来なくなるので、肌に炎症などのトラブルが起こりやすく敏感肌の原因にもなってしまいます。
特に乾燥を感じているかたは、この表皮でトラブルが起こっていることが多いので、しっかりと水分を補給するお手入れと、皮脂膜の変わりになる保護剤でのお手入れが大切になります。
成分としては、元々お肌の中にあるセラミドやヒアルロン酸をうまく取り入れると効果的です!
間違った洗顔法も表皮を傷つける原因になりますので、普段から正しいお手入れの方法を取り入れるようにしていくことも大切です。
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シミ
紫外線の中でもパワーが強く短い波長のUV-Bは、特に表皮にダメージを与えます。
UV-Bがお肌の中に入ってくると、お肌は危険を察知し、肌を守るための指令を出します。
この指令が出ると、表皮の1番下の基底層にあるメラノサイトという細胞からメラニンが作り出されます。
このメラニンが紫外線をこれ以上肌の奥に入れないようにブロックをする役割をします。
このメラニンは、健康な状態のお肌であれば、肌の生まれかわり(ターンオーバー)と共に体外へ排出されるはずなのですが、ターンオーバーが乱れているとメラニンが排出されず肌の中に残ったままになるので、シミになってしまいます。
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真皮で起こる肌トラブル
真皮は表皮と違い数カ月でターンオーバーするわけではなく、生まれ変わるのに3年以上かかると言われています。
ですから、真皮でトラブルが起こってしまうとなかなか改善されにくい部分です。
真皮で起こるトラブルのしくみを知って、トラブルが起きないように対策をしていくことが大切です。
しわ・たるみ
真皮の中にある網目状の繊維をコラーゲン繊維、そのコラーゲン繊維を束ねているのがエラスチン繊維です。
ここに大きくダメージを与えるのが紫外線です。
中でも紫外線の95%を占めるUV-Aは真皮にまで届きます。
UV-Aはお肌の支柱になるコラーゲンやエラスチンを変形させて壊してしまいます。
お肌を支える部分がボロボロになってしまうので、お肌のハリや弾力が保てなくなり、しわやたるみの原因になります。
皮下組織で起こる肌トラブル
くすみ・むくみ
皮下組織の中には血管とリンパ管が通っており、それぞれがお肌に栄養を届けたり、老廃物を流したりしています。
この流れが正常だと血行もよく、お肌も若々しく保つことができます。
しかし、血行が悪くなると、お肌の健康的な赤みがなくなり、暗くどんよりした、いわゆるくすんでいるといった状態になってしまったり、老廃物もうまく排出されないままお肌にので滞ってしまうので、むくみにも繋がります。
しかし、皮下組織で起こる肌トラブルは、化粧品で対処することが出来ないので、マッサージであったり、食生活であったり、生活習慣でのケアが大切になります。
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きれいなお肌とは…
『肌がすごくきれいだな』と感じるとき、どこを見てキレイと判断しているのでしょうか?
美しい肌のことを【うなけし肌】と言います。
これは美肌の条件を表す状態の頭文字をもじってできた隠語です。
『う』・・・潤いのある肌
『な』・・・なめらかな肌
『け』・・・血色のいい肌
『し』・・・シミ・シワのない肌
『は』・・・ハリのある肌
『だ』・・・弾力のある肌
この条件がすべて揃っていれば、誰もが憧れるお肌になることが出来ます!
ご自身の肌を目で見て、手で触れてみていかがですか?
客観的に観察してみることも大切ですよ。
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このように一言でお肌といってもたくさんの部位に分かれており、それぞれ役目も全く違います。
自分のお肌のトラブルや悩みが、お肌のどの部分で起きていることなのか、お肌がどんな状態になっているのかを正しく知るだけでも、正しいお手入れをするための指針になります。
より、理想の肌に近づくためにも、まずは自身の肌のことを正しく理解しましょう!
そしてどんなお手入れが必要なのかを考え、より効果的にお手入れをすることで誰もが憧れる美肌を手に入れましょう♪
キレイな肌になるために知っておきたいスキンケアの間違い5選
『きれいな肌になりたい』
これは女性であれば誰しも思うことですよね。
毎日しっかりお手入れしているはずなのに、思ったように肌がキレイにならない…
自分のお手入れ方法って本当に正しいのかな…?
こんな風に思ったことはありませんか?
私たちのお肌はとても薄く、デリケートな部分です。
ちょっとお手入れの方法を間違えただけで、余計に肌トラブルを悪化させてしまうことも…。
その1.汚れはしっかり落とす!
クレンジングも洗顔としっかり、ゴシゴシと!
『汚れを落とす』というお手入れはスキンケアの中で、最も大切といってもいいです。
1日でも、疲れているから…面倒くさいから…と、汚れを落とさないで寝てしまうと、お肌はガクンと老化してしまいます。
人によっては1日で5歳も老けてしまうと言われている方もおられます!
ですから、毎日きちんとクレンジングと洗顔で汚れを落とすことはとても大切です。
しかし、クレンジングや洗顔の方法を間違えると、逆にお肌を傷めてしまうことも…
クレンジングや洗顔は、手を使って行うことが多いので、ついつい力が入りがちです。
しかし、お肌はとても薄くデリケートな部分なので、ゴシゴシこすって落とすことは、かえってダメージを与えてしまうこともあります。
クレンジングや洗顔は皮膚が動かない程度の優しい力で行いましょう。
すすぎはシャワーで素早く!
クレンジング、洗顔の中で1番大切な作業は『すすぎ』です。
洗顔料のすすぎ残しは、お肌の炎症の原因になります。
クレンジング剤や洗顔料は、しっかりと洗い流すことが大切です。
しかし、この洗い流す時に、シャワーの水を直接お肌にかけて、素早く洗い流したりしていませんか?
これ、実はやってはいけないことの1つです。
シャワーの水圧は、思っている以上に強く、お肌への負担になってしまいます。
水圧の摩擦と高い温度で、お肌に必要なものまで洗い流してしまい、赤みや、敏感肌の原因になります。
すすぎは洗面器に35度〜37度のぬるま湯をためて手にすくい、20回〜30回優しくしっかりすすぎましょう。
さっぱりするので、水気の拭き取りはタオルでゴシゴシ拭き取っている。
お肌のトラブルの大きな原因のひとつに『摩擦』があります。
洗顔後、水気を拭き取る時は、さっぱりするので、ついついゴシゴシとタオルで顔をこすってしまいがちですが、これもお肌にはとても負担になっています。
摩擦は、お肌の赤みや乾燥肌などのトラブルに繋がります。
水気を拭き取る時は、タオルを顔にポンポンと優しく押さえつけるようにして拭き取りましょう。
その2.高価な化粧品を使っている
値段は高価かもしれないけれど…?
お肌をキレイにしたいという一心で、何となく高価な化粧品を選ぶようになっていませんか?
高価であるということは、より高い美容効果や安全性がある気がしますよね。
これは間違いではなく、高価な化粧品には、お肌にいい有効成分がたくさん配合されていたりします。
しかしこちらも、使い方を間違えると、せっかくの高価な化粧品でも効果を発揮することができず、納得のいかない結果になりがちです。
高価なものを使うのであれば、それなりの効果を得たいですよね。
化粧品は高価であればあるほど効果があふこかと言うと、そういうわけでもありません。
実は化粧品には『標準価格』というものがあります。
例えば、化粧水であれば2000円〜5000円、美容液であれば3000円〜10000円くらいです。
この値段は使っている原料のグレードによって変わります。
この標準価格よりも安価なものはあまりオススメしませんが、高価なものを『もったいない…』と思いながらちびちび使うよりも、標準価格内のものを無理のない範囲でしっかり使うほうが効果的です!
また、高価な化粧品には、おしゃれな見た目のボトルであったり、専用カウンターやデパートなどでBAさんなどプロにアドバイスをもらえるという価値も値段に組み込まれています。
- 値段よりも、自分の肌の悩みに合っているか。
- 無理なく使い続けることができるか。
を基準に選びましょう。
その3.毎日たっぷり時間をかけてパックでお手入れ!
スキンケアのスペシャルケアとして、シートマスクなどのパックを使用している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
パック後の肌は、しっとりともちもちしていて、とても効果を感じることができるアイテムです。
しかし、このシートマスクは使い方を間違えると逆に肌に悪影響を与えてしまう可能性があります。
お肌の調子を見ながら使う
シートマスクはお肌に栄養や水分を与えるには、とても効果的なアイテムです。
しかし、普段は何のトラブルもなく使えるシートマスクでも、季節の変わり目などでお肌が敏感になっていたり、肌トラブルが起こっている時に使うと、逆に炎症を起こしてしまう場合があります。
お肌の調子が悪い時のお助けアイテムとして使用するのではなく、スペシャルケアとして使用するようにしましょう。
使用時間を守る
シートマスクにはそれぞれ、使用時間が定められています。
美容成分がたっぷりと含まれているから、しっかりと肌にのせて成分を浸透させよう!
と定められた使用時間を超えて顔にのせていたり、中にはそのまま就寝してしまう方もいるのではないでしょうか?
実はこれNGな使用方法です!
シートマスクを長時間お肌においておくと、本来なら潤いを与えるはずなのに、逆にお肌を乾燥させてしまう原因になってしまいます…。
実は水分というのは、【乾いている方に吸収される】という性質を持っています。
長時間シートマスクをしていると、せっかく美容成分がお肌の中に浸透しても、マスク自体が乾いてくると、お肌に浸透した水分がまた、シートマスクの方へ戻ってしまうのです…。
使用時間はきちんと守り、まだマスクが濡れていてもったいないな…と思うくらいで外すようにしましょう。
毎日シートマスクをしている
シートマスクには美容成分がたっぷりと入っていますので、毎日行えばとても綺麗な潤いのある肌になれるのでは…?
と思いますよね。
しかし、シートマスクの種類によっては、毎日ケアすることは肌に負担になってしまうこともあるのです。
成分濃度の濃いシートマスクは、お肌の栄養過多に繋がり、炎症の原因に…。
最近は日常使用出来るものも増えてきていますので、推奨されている使用頻度をきちんと確認し、正しく使用しましょう♡
その4.保湿!保湿!勘違い保湿
毎日しっかりと保湿ケアをしているのに
「日中乾燥している…」
「化粧ノリが悪い…」
と感じていませんか?
これは、保湿ケアの方法が間違っているからかもしれません。
保湿とは【肌が適度に潤った状態をキープできること】です。
もしも、間違った保湿ケアをしているなら、いくら保湿をしているつもりでもお肌は乾燥してしまうばかりです。
皆さんのお手入れはどうでしょうか?
化粧水を、とにかくこまめにたくさんつける。
乾燥しているから、化粧水をたくさんつける。
これは間違いではありません。
しかし、化粧水だけのお手入れだと、逆に乾燥する原因になってしまうことをご存知ですか?
化粧水は水分なので、放っておくと蒸発してしまいます。
水分というのは、蒸発するときに肌の内側の水分まで一緒に持って出て行ってしまうという性質を持っています。【過乾燥】
化粧水でのお手入れは、水分を入れこむ「保水」です。
保水もとても大切なお手入れですが、これだけでは不十分です。
乳液やクリームなどで、水分を外に逃がさないように蓋をして、初めて【保湿ケア】の完了です。
前述した洗顔方法や、シートマスクの使い方と合わせて見直してみましょう。
その5.正しいUVケア
肌の老化の原因の80%以上は紫外線であると言われているように、美肌を保つ上でUVケアはとても大切なお手入れのひとつです。
毎日UVケアしてる?
地上に降り注ぐ紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があります。
そのなでもUV-Aは長く緩やかな波長をしており、窓ガラスも通過して部屋の中にまで入ってきています。
家の中にいてもうっかり日焼けをしてしまうのは、このUV-Aが原因です。
曇りの日や、お出かけしない日、ちょっとそこまでのお出かけでもUVケアだけは欠かさずにするようにしましょう!
中には、夏が近づいてきてはじめてUVケアをし始めるという方もおられますが、紫外線は一年中出ていますので、UVケアは一年中行うのが鉄則です!
それでも日焼けをしてしまったら…
しっかりUVケアしていても、日焼けしてしまうこともあります。
そんな時はすぐに冷やして保湿することが大切です!
日焼けは火傷と同じなので、しっかり冷やすことで炎症を最小限に抑えることができます。
焼けやすいと自覚している方は特に、シートマスクを一枚冷蔵庫に常備しておくと、冷やすことと保湿ケアが一度に出来るのでオススメです♡
日焼けどめもしっかり落とす。
日焼けどめしか塗っていないから、クレンジングはしなくてもいいかな。
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは絶対にNGです!
色もつかないので一見、大丈夫そうに見えますが、日焼けどめに入っている成分には強いものもありますし、ウォータープルーフのものが主流になってきています。
日焼けどめもお肌に残ったままだと、肌トラブルの原因になります。
日焼けどめはきちんと落として、スキンケアをするまでがUVケアです。
こちはも欠かさず行いましょう!
正しいと思ってたことが、実は間違いの可能性も
毎日、当たり前のように行っているお肌のお手入れですが、ついつい自己流で間違いに気付かずに行っている場合があります。
きちんとお手入れしているのに、思ったようにお肌がキレイにならない…
という方は、一度ご自身のスキンケアを見直してみましょう!
毎日行っているものだからこそ、少しの間違いも積み重なると大きなトラブルに繋がります。
逆にいえば、ちょっとしたことを気をつけるだけで、見違えるようなお肌になることも出来るかもしれません♡
正しいお手入れ方法を身につけて、素肌に自信が持てるようになりますように♡
アラサーからのエイジングケア
30代前後といえば、結婚や出産をされる方が増えてきたり、仕事でもキャリアアップをして大きなプロジェクトを任されたりと、肉体的にも精神的にもストレスが溜まりやすい傾向にあります。
それに加えて、女性ホルモンのバランスも変化しやすい時期なので、気が付くとお肌などいたるところがボロボロ…ということも少なくありません。
そんなアラサー世代にはエイジングケアがとても重要です!
エイジングケアとは『年齢に合った肌ケア』のことです。
いつまでも10代、20代の頃と同じケアをしていては、お肌はどんどんと老化が進みます。
しかし、正しくエイジングケアをすることで、老化を最小限に抑えることが出来ます!
美肌を保つために欠かせない女性ホルモンの分泌のピークは28歳と言われています。
もちろん個人差があり、全員が28歳というわけではありませんが、エイジングケアを始めるのは早ければ早いほどいいと言われます。
若いうちから始めておくと、いい状態のお肌を長く維持することができます。
『あの時ちゃんとしていれば…』となってからでは遅いです。
アラサー世代の皆さんは、現状維持のお手入れと老化を遅らせるためのエイジングケアを早速取り入れましょう!
アラサー世代には特に欠かせないお手入れ♡
アイクリーム
数年前には気にも留めなかった、目元のシワやクマなどの疲労感…。
30代前後で特に気になるようになってきます。
これは目の周りには皮脂腺がほとんどないため、他の部分よりも乾燥しやすいためです。
元々分泌量が少ないのに、加齢とともに皮脂の分泌量はどんどん減っていきますので、目元のトラブルが特に気になるようになります。
また、ストレスや寝不足から出来るクマや、クレンジング不足などによる色素沈着なども、アラサー世代が感じやすい目元のトラブルです。
これらを解消してくれるのが、【アイクリーム(目元専用クリーム)】です。
アイクリームを選ぶポイント!
アイクリームにも様々ありますが、選ぶうえで大切なポイントがあります。
➀ 乾燥対策ができる保湿成分が配合されているか。
② 気になるトラブルに効く、有効成分が含まれているか。
の2つです。
乾燥にはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリンなどが配合されているものがおススメです。
色素沈着にはビタミンC誘導体、クマにはビタミンCやプラセンタエキスがおすすめになります。
アイクリームの塗り方
アイクリームは、朝晩のスキンケアに取り入れることで目元の老化を遅らせる効果があります。
しかし、塗り方を間違ると逆効果にもなりますので、注意が必要です。
目の周りはとても皮膚が薄いので、力が入りにくい薬指でつけることをおすすめします。
まず、アイクリームを目の周りに数か所、点のように置きます。
次に下瞼のこめかみから目頭にむけて優しく伸ばしていきます。
目頭まで行ったら、こんどは上瞼を目頭からこめかみまで優しく流すように馴染ませます。
最後に下瞼も、目頭からこめかみまで優しく馴染ませます。
眉間のくぼみ、黒目の下の四白、こめかみのツボを一緒に押さえてあげるとさらに効果的です。
これはリンパの流れを意識した塗り方なので、目元のむくみなどをすっきりさせる効果も期待できます♡
角質ケア
アラサー世代は、ホルモンバランスの乱れや、加齢、間違ったスキンケアなどが原因で、お肌のターンオーバーが乱れやすいです。
ターンオーバーとは、お肌が新しく生まれ変わるサイクルのこと。
このターンオーバーが乱れると、古くなった角質が剥がれ落ちずに肌の上に残ったままになり、どんどん蓄積されていきます。
この蓄積された古い角質が、お肌のごわつきやくすみなどの原因になってしまいます。
また、古い角質が肌の上に残ったままだと、いくら高価な化粧品を使ってお手入れをしても、肌の奥まで成分が浸透していきません。
やりすぎはNGですが、適度な角質ケアはアラサー世代には欠かせないお手入れになります。
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UV(美白)ケア
光老化という言葉があるように、老化の原因の80%は紫外線によるものと言われています。
紫外線を浴びたことで蓄積されたメラニンは30代前後で表面化し、一気にシミが増えてしまうことも…。
シミが出来てしまってからだと遅いので、美肌を目指すアラサー世代の皆さんはUVケアを徹底しましょう!
まず大切なのが『シミを増やさない』お手入れです。
紫外線を浴びると2分でシミの元ができると言われています。
少しの時間だから…と、日焼け止めを塗らずに出かけるのは絶対にNGです。
また、家の中でも窓際2メートルまでは、紫外線は窓ガラスを通過して入ってきていますので、ノーメイクの日でも日焼け止めだけは必ず塗りましょう。
そしてもう一つ大切なのが、『できてしまったシミを消す(薄くする)』お手入れです。
シミの種類によっても効果のある成分が違いますので、自身のシミに合わせた美白化粧品を使用しましょう。
ニキビ跡や、火傷跡などの炎症後色素沈着と、老人性色素斑にはプラセンタエキス・ビタミンC誘導体・ルシノール・アルブチン・EGFなどの成分がおすすめ。
肝斑にはm-トラネキサム酸がおすすめです。
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これからもっと輝くために♡
20代までのお肌は何もしなくてもきめ細やかでハリがあります。
なので、20代までは目元や口元などのポイントメイクに手をかけるのです。
しかし、30代になると様々な環境の変化によってお肌の状態も大きく変わります。
しかし、幸いなことにお肌はお手入れさえきちんと行っていれば、ちゃんと応えてくれます。
「もういいや」と諦めてしまうのではなく、早め早めにケアをしてあげましょう♡
何だか最近お肌が変わってきた気がする…
こう感じてきたらお手入れの変え時です!
まずは、生活習慣とスキンケア習慣を見直してみてください。
ここでやるか、やらないかで10年、20年後の肌に大きな変化が出てきます。
自分のお肌とは一生付き合っていくものですし、取り替えもききません。
いつまでも自分のお肌に自信が持てるように…
これからさらに輝けるように…
毎日出来ることから少しずつ始めていきましょう♫
まとめ
潤い成分の減少や、女性ホルモンのバランスが崩れたりと、何かと変化の起こりやすい30代からの大人女性。
こういった変化から、お肌にも様々なトラブルが起こりやすくなります。
しかし、生活環境などが違うのと同じように、お肌の悩みも人それぞれ。
これから必要なスキンケアを見直すためにも、まずは自身の肌についてよく知ることが美肌作りへの第一歩です。
大人女性が理想とするたまご肌を手に入れるためにも、ぜひこの記事を参考にして、必要なお手入れを取り入れてみてくださいね♡