妊婦の脱毛

脱毛

早く行きたい!脱毛できるのは出産後どのくらいの期間が経ってから?

出産は女性にとって、一大イベントです。

10ヶ月マイナートラブルに悩まされながら、やっと会えた赤ちゃんに感動もひとしおですよね。

そんな大仕事を終えた女性にとって、見た目の変化はとっても気になりますよね。

産後の抜け毛、崩れてしまった体型、そしてムダ毛。

産前までは脱毛サロンに通っていたけれども、早たく脱毛サロンに行って再開したい!という方のためにくわしく産後の脱毛再開時期についてまとめてみました。

その他にも気になる授乳中の脱毛サロンの影響、産後に脱毛をすぐにはおすすめできないサロン側があまり公言しない理由も調べてみたので、ママさん必見ですよ♡

産後に毛が増えるのは本当?

口コミでよく見られる、「産後にムダ毛が増えた!」という悲しい声。

実は産前からすでにムダ毛は濃くなっていて、産後もそれが引き続いているということが考えられます。

特に産後は授乳をするため身体が準備をしはじめますが、乳腺の発達を促す「プロラクチン」というホルモンが大量にでるのですが、これがムダ毛を濃くしたり増やしたりする原因です。

その他にも妊娠後期からは「プロゲステロン」といわれる出産に備えて身体づくりをしたり、妊娠を無事に出産まで継続させてくれる作用のあるホルモンも大量に出ますが、このホルモンも特におへそ周りやおなか、乳輪まわりなどをムダ毛を濃くしたり増やしたりします。

これらのホルモンが急に出たり、バランスを乱れさせたりすることで産後にムダ毛が濃くなったり増えたりしてしまいます。

産後早く脱毛したい!いつからできる?

産後の脱毛再開時期はサロンによって取り決めはバラバラです。

  • 授乳中はNG
  • 出産後生理がきたらOK
  • 出産後生理が規定回数きたらOK
  • 卒乳や断乳後、生理が規定回数きたらOK

などなど・・。

多くのサロンが出産が終わってからすぐ!というわけではなく、生理や授乳などの終わり時期を目安にしています。

ちなみに出産後生理がくるまでの期間は人それぞれ個人差があります。

多くの人が産後8ヶ月程度で生理が再開すると言われていますが、授乳をしているかどうかでも平均は大きく変わり、

授乳をしていない人は2~4ヶ月でくる人が多く、授乳をしている人の中には1年以上こなかった!という人も少なくありません。

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妊娠中に脱毛しても大丈夫?安全に脱毛しよう

サロンによって産後の脱毛可能時期が違うのはなぜ?

産後の脱毛開始までの期間が長いのには理由があります。

それは、妊娠中から

  • ホルモンバランスが崩れる
  • 肌が敏感になる
  • 精神的に不安定になる
  • 体毛が一時的に濃くなる

などのマイナートラブルが発生しますが、これは出産後もしばらく続きます。

それに加え、産後・授乳中は身体が自分が気づいていない場合でも消耗していて、肌も妊娠前のような通常の状態ではありません。

いままで脱毛を何度もうけていて、肌トラブルが起きたことがない人でも赤みが出たり、なんらかの影響がでないとは言い切れません。

そして一番大きな要因のホルモンバランスですが、ホルモンバランスによって一時的に増えているムダ毛はしばらくしたら落ち着きますし、その期間に脱毛を受けても思ったような効果が感じられないことになります。

サロン側、通う側からしてもせっかく行くなら、しっかり効果を感じたいですよね。

特に授乳はホルモンバランスに大きく関わっていて、ムダ毛を濃くしたり増やしたりするホルモン「プロラクチン」は授乳している間は多くで続けます。

授乳中の身体は特別なものということで脱毛サロン側も授乳中の脱毛はすすめていません。

一番多いサロンの脱毛再開目安の取り決めは出産後に生理がきたらOKという取り決めですがこれは産後生理がきたらある程度ホルモンバランスが安定しているとみなされ、この時期に設定されています。

どの期間までまたなければならないというところの考え方はサロンによってかなり変わるので、自分で肌質や体調が安定してきたなと感じる頃を見計らうのも産後の脱毛を成功させるポイントです。

授乳中の脱毛は影響はない?

結論からいうと、授乳が脱毛によって悪影響を与えるということはありあgません。

脱毛の光は黒い部分に反応して毛根にダメージをあたえますが、メラニンしか反応しませんし、肌の深いところまで光は届きません。

そもそもこの光自体が授乳にはなんの影響を与える光ではないので安心してくださいね♪

帝王切開後の脱毛再開時期は?

帝王切開でも、普通分娩の人と同じで、サロンごとに決められている脱毛再開時期の取り決めに従いましょう。

帝王切開の人の場合は、傷をさけて施術をするか、傷にテープを貼って保護しながら施術をうけられますが、傷自体にあるムダ毛には照射してもらえません。

そして、傷の治り具合でも肌トラブルが起きる可能性があるので、自分でしっかり本当に今受けても大丈夫なのか判断してから脱毛の予約をとりましょう。

産後すぐの脱毛はあまりおすすめできないもう一つの理由

公式サイトには、脱毛後の再開時期についてしかかいていない脱毛サロンが多くありますが、産後すぐの脱毛をおすすめできない理由がもうひとつあります。

出産は命がけです。

おおよそ平均3000gの赤ちゃんを長い時間かけてお腹で育てて、痛みを感じながら出産します。

そして産後はすぐに授乳が始まりますよね。

授乳は最初の方は、3時間おきと言われていて、授乳にも時間がかかりますし実際のところ毎日二時間おきに起きて授乳をしたり、寝れない日だって珍しくはないでしょう。

赤ちゃんが可愛くてがんばれている部分も大きくありますし、産後ハイでテンションの高さで乗り切っているというのもあるかもしれませんね。

しかし、お母さんが気づいていなくても実際のところは産後の身体はボロボロです。

寝不足だけではなく、産んだ後の陣痛である後陣痛はとても痛いですし、お腹の筋肉に関してはほとんど機能していない状態です。

一番ダメージを特に受けるのは骨盤で、まだまだ産んだ後はグラグラしている状態です。

出産による骨盤のダメージは交通事故に一度合ったときと同じくらいのダメージといわれるくらいなので、相当ですよね。

出産後、早く脱毛したい!という気持ちは女性として素晴らしいのですが、産後は身体のダメージをまずは回復させることを最優先にするべきでしょう。

では産後、どのくらいで妊娠前のなにもなかった元気な状態に戻るか知っていますか?

答えは最低でも1年かかると言われています。

産後クライシスという言葉があるように産後、精神状態も不安定になりがちですが、ホルモンのバランスによって情緒の乱れがおちつくのも同じく1年です。

その頃になるとグラグラであった骨盤も固定され、まとまって睡眠もだんだんとれるようになり、筋肉もしっかり機能してくれるので、この頃になったら元気な健康状態♪

自分でも完全に身体が回復した!と思えば授乳や生理を見極めて、脱毛を予約するといいでしょう。

まとめ

妊娠中・産後すぐは、やはり本来の身体の状態ではなく、脱毛の効果が感じにくいということがわかりました♪

脱毛の効果が感じられないだけではなく、肌トラブルがおきやすいともなればせっかくきれいにしてもらいに脱毛サロンに行っても、逆効果になってしまいますよね。

授乳もムダ毛におおきくかかわりますし、産後はとにかく自分では気づかなくてもダメージを受けていたり、ホルモンバランスがかなり乱れていたりといつもの自分の体調ではないということをしっかり把握しておきましょう。

そして、心身ともに元気なタイミングをみて脱毛を再開しましょうね。

本当に今脱毛を再開していいのかな?と気になったらサロンのスタッフさんに相談してみるのも安心できますよ♪

  • この記事を書いた人

KIRAHADA編集部

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